Tado biomass center 多度バイオマスセンター
生ゴミをリサイクルし、
環境への負荷を軽減
株式会社 東海環境サービスでは食品リサイクル法に対応した
多度バイオマスセンター(2007年3月完成 自社物件)において食品廃棄物の堆肥化を進めていきます。
出来上がった堆肥によるアグリビジネスも視野に入れております。
また、設備や一部車両の代替燃料としてBDF(バイオディーゼル油)を使用する予定であり、
環境問題への配慮も十分おこなっていきます。
多度バイオマスセンターとは
多度バイオマスセンターは、食品リサイクル法に対応するための食品廃棄物の堆肥化施設です。三重県桑名市多度町に2007年に完成しました。当施設にてスーパーなどから排出される食品廃棄物(生ごみ)のリサイクル(堆肥化)を行います。食品廃棄物をリサイクルすることで、処理場で焼却される廃棄物を削減し、環境への負荷を軽減することが出来ます。
堆肥処理の流れ
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- 一次処理(18日間)
- 食品残さ、もみ殻(副資材)、もみ殻、剪定枝、燻炭を投入し、通気、かくはんを行い一次処理をします。
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- 二次発酵(42日間)
- 別レーンの堆肥保管場にて堆積して熟成させます。
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- 振るい(異物を除去)
- 良質な堆肥をご提供する為、振るい機を通じて異物を除去します。
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- 製品置場
- 異物を除去し、ビニールハウスにて出荷を前に雨水に濡れない様、大切に製品として管理しています。
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- 出荷
- 熟成した堆肥はアグリトーカイの名称にて、契約農家及び近隣農家の方々に良質な有機肥料として販売しています。
施設・設備について
施設名 | 多度バイオマスセンター |
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所在地 | 三重県桑名市多度町猪飼字室ヶ谷1975番19 |
施設種類 | 高速堆肥化施設(直線スクープ式:CS20-2型) |
処理種類 | 事業系可燃ゴミ(有機性廃棄物) |
処理能力 | 15t/日 |
脱臭方法 | 土壌脱臭設備 760㎡ |
敷地 | 敷地面積 2,978.00㎡ |
建物 | 建築面積 975.93㎡ 建築物最高の高さ 8.5m |
レーン | 長さ 49m × 幅 4m 堆積高さ 2m 体積 392立米 |
堆肥アグリトーカイ
について
多度バイオマスセンターでリサイクルされた生ゴミは
良質な堆肥「アグリトーカイ」となり、農作物生産者の方々に利用されております。